その他の温泉の種類

まずは主成分が総鉄イオンである含鉄泉です。
水中の鉄分が湧出後に空気に触れて酸化するため、茶褐色なのが特徴です。
殺菌消毒作用がある他、保湿効果が高いため身体が温まり、貧血にも効きます。
次は含銅・鉄泉についてです。
この温泉はその名の通り銅や鉄が含まれる温泉の事です。
含鉄泉と同様、湧出後に水中の成分が酸化するため、茶褐色・黄色です。
血症や高血圧症に効きます。
飲泉は貧血に効果があります。
次はアルミニウムを主成分とする含アルミニウム泉についてです。
殺菌消毒作用がある他、肌の張りを回復させる効果があるため、皮膚病や水虫、じんましんなど皮膚の疾病に効きます。
飲泉は消化器系に効くなど、身体の内側にも外側にも効果がある泉質です。
次は硫黄泉についてです。
硫黄泉は旅行先でも目にする機会が多いのではないでしょうか。
硫黄特有の卵が腐ったような臭い、そして白濁した湯はインパクトも大きいでしょう。
硫黄泉はニキビ、皮膚病、リウマチ、喘息などあらゆる疾患に効果をもたらします。
インスリンの生成を促す働きもあるので、糖尿病にも効果的です。
しかし、硫化水素は有害物質なため、粘膜、皮膚、呼吸器を刺激するので入浴には注意が必要です。
次は水素イオンを含む酸性泉です。
賛成であるため殺菌効果、肌をはがすことによって新陳代謝の効果があります。
肌が弱い方は、ピリピリとした刺激を感じる場合があります。
その場合、入浴を控えるか、入浴後真水で洗い流すといいです。
最後はラドンを含む放射能泉です。
皮膚病や婦人病など、様々な病気や外傷に効果があるといわれています。
最も効果があると言われているのが、痛風、血圧降下、循環器障害です。